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社会交通工学科 1年 小笠原 亮 |
1.はじめに 京葉線は東京湾沿岸を走る東京駅から蘇我駅を結ぶJR線である。その他にも、武蔵野線に接続する市川塩浜〜西船橋、南船橋〜西船橋も走っており、京葉線と一緒に走っている武蔵野線は西船橋から東京、海浜幕張まで走っている。また、内房線・外房線・東金線にも直通運転をしている。直通区間は内房線が君津まで、朝は通勤快速が上総湊から1本、外房線は上総一ノ宮(一部勝浦)まで、同線経由東金線成東までである。 特急は房総半島に行く「さざなみ」や「わかしお」が走っている。 2.車両について ●現在使用されている車両 ・E331系 2007年3月18日のダイヤ改正から営業運転を開始した。しかし、4月に営業運転からは離脱している。 ・205系 中央・総武線、山手線、南武線、埼京線から転属してきた車両などがある。京葉線は10両編成で、武蔵野線は8両編成である。 ![]() 201系は10両固定編成と6両編成+4両編成があり、中央・総武線から転属してきた車両である。また、中央快速線から2本が転属されている。 車両分割のある外房線・東金線直通運用では分割併合に対応した「51‐54」+「K1‐K4」編成が運用される。(東京より6両+蘇我より4両編成) ●過去の車両 使われていた車両は103系でほぼ全廃され、一部は鉄道博物館で展示されている。 写真:201系電車 市川塩浜駅にて撮影 3.京葉線の情報 ●駅周辺の施設 主な駅での周辺施設について、以下の表に示した。
●発車メロディについて 東京・八丁堀・越中島の地下区間3駅と蘇我を除き、長い間発車メロディが導入されず、電子ベルを使用している駅が多く存在していた。しかし、最近では電子ベル使用駅では発車メロディが導入され、すべての駅で発車メロディが使用されている。 また、その駅ならではの発車メロディも近年登場し、2004年6月14日に舞浜にディズニーのメロディが、2005年3月26日には海浜幕張に千葉ロッテマリーンズ応援歌のメロディなどご当地ソングが導入され、2006年8月25日には利用者の増加から、新浦安でテイチク製の発車メロディが導入された。 ●歴史について 今の京葉・武蔵野線快速は、「京葉快速」・「武蔵野快速」と表記されているが、2002年まで土曜・休日に運行されていた快速は「マリンドリーム」・「むさしのドリーム」としての快速の愛称があった。「マリンドリーム」・「むさしのドリーム」の停車駅は平日と休日によって違っていた。八丁堀は平日停車駅だが休日は通過、葛西臨海公園は平日通過だが休日は9:00頃〜18:00頃まで停車でその時間以外は通過である。また、「マリンドリーム」は千葉みなとで平日9:00頃〜18:00頃まで停車でその時間以外は通過、休日は全て通過であった。このように変則的なダイヤが組まれていた。 | ||||||||||
おわり |
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